練習の前には準備体操をしっかりと!

合唱の練習を始める前にすることがあります。それは準備体操です。練習を始める前には、身体は固まっていますので、それを解す必要があるのです。また、合唱を行うには体力もとても重要なのです。

腹筋運動が大切!

歌を歌うのには、腹筋は欠かせません。歌は喉で歌うのではなく、腹筋を使い、身体全体までも使って行うのです。腹筋は声量にも繋がります。腹筋がなくては歌えません。力強い声がでなかったり、声がか細くなってしまったりするのです。学校の合唱部でも、練習前に椅子に横になるなどして、腹筋を鍛える運動をします。まるで運動部かと勘違いしそうですが、合唱にも体力が必要なのです。

私も寝る前に必ず腹筋をしています。そのおかげか、声量は増したと実感しています。腹筋運動ができないのであれば、人目のない時にでも、お腹に力を入れて、「スッスッスッスッ」と息を吐きながら、お腹をへこませるということも有益でしょう(呼吸練習の記事でも出てきますが)。

足腰を鍛えるべし!!

立って練習をしている団体もあるかと思います。もしくは、演奏会などでは、長時間立ちっぱなしになりますし、イベント等でも、立って待つということもあるでしょう。そのためには、日頃から足腰は鍛えておかなければいけませんね。ウォーキングなども良いですが、時間が取れない場合は屈伸運動をするのも良いでしょう。普段から立っていることに慣れるということも大事です。

ちなみに、長時間立っていて姿勢が悪いと、腰が痛くなるといったこともあります。

首の運動をしよう

首を左右共に5回づつほど曲げます。また、左右5回づつ首を回します。ゆっくり行うこともポイントです。これをすると、首も柔らかくなりますし、大事です。また、練習中に肩が固くなってしまうこともあるでしょう。その際には、肩を動かして解すことも必要です。肩が凝っていると、声まで固くなってしまうのです。

腕を伸ばす

歌と伸びをすることは関係がないようですが、身体を弛緩させるために、重要なことなのです。片腕を上にあげて、手首を内側に曲げます(手の平が外に向くように)。脇も伸びますし、いいですね。

身体をリラックス

身体全体の力を抜き、ゆっくりと左右に交互に身体を捻り、腕をブラブラさせます。身体がリラックス状態ではないと、良い声がでませんね。これは、発声練習をしている時にも行うのが良いです。柔軟体操をして、筋肉を柔軟にすることも良いですね。筋肉が柔軟だと、聴く側も聴きやすい声となるでしょう。

姿勢も重要なのです

他の記事で詳しく書かせていただきますが、歌う時の姿勢は良い声の為には重要なのです。猫背は治さなくてはいけませんね。油断せずに、ピンと吊られているような気持ちで、身体はリラックスしていても、神経は尖らせていないといけません。

以上のことを実践して、良い声を作る為の努力をしていきましょう。歌う為にも、こういった身体作りから始めなくてはいけないのです。