腹式呼吸とは

腹式呼吸は、合唱において基本です。呼吸法には、「胸式呼吸」という、肋骨を開閉させるものと、今回取り上げる「腹式呼吸」という、お腹を膨らませたり引っ込めたりして横隔膜を上げたり下げたりする方法があります。

腹式呼吸とは?

お腹を使って呼吸をすることです。「胸式呼吸」は女性に多く、「腹式呼吸」は男性に多いのです。「腹式呼吸」は、精神を安定させてくれたり、血圧が上がるのを抑えてくれたり、脳を活性させてくれるという身体の利点もあります。さらには、脳波がα波やβ波というリラックスした状態にさせてくれますし、女性だとか男性だとかは関係なく、「腹式呼吸」を心掛けると良いです。

腹式呼吸の原理など

先程も言いましたが、お腹を膨らませたり、それを引っ込めたりして、横隔膜を上や下に動かす方法で呼吸をすることが「腹式呼吸」です。肋骨は関係ありません。鼻で息を吸い、口で息を吐くというのは基本ですね。口呼吸になると、精神上にも良くはありません。鼻で呼吸するのも良いのです。「腹式呼吸」では、ゆっくりと時間をかけて吐く事が大事になってきます。身体に酸素を取り込むためには、まず二酸化炭素といういらない物質を出しきらなければいけません。

胸式呼吸になると、二酸化炭素が十分に出切らないのです。なので、まずはいらない物を出してから、呼吸をするということを念頭に置き、吐いたら吸うようにするといいですね。

腹式呼吸・実践

まず、お腹をぺたんこにへこませて、ゆっくりと口で息を吐いて行きます。大きく口を開いて、じっくりと、時間をかけて「ハー、フッフッフ、フー」と吐きます。続いて、お腹を突き出しながら、鼻からゆっくりと息を吸うのです。呼吸にかける時間はゆっくりなのがポイントなのです。そして、あなた自身のペースで行いましょう。目安にするならば、吐く割合を2とするならば、吸う割合を1とすることです。例えば、吐くのに6秒かけ、吸う時は3秒という具合です。

慣れてきましたら、より長くできるようにしましょう。『腹式呼吸』では、“ゆっくり吐く”ということがとても大切です。いらないものを出し切って、良い空気を取り入れるということを頭に描きながら取り組みましょう。

腹式呼吸の効果

最初にもご紹介しましたが、呼吸と自律神経には関係があるのです。ゆっくりと深く息をすれば、リラックスでき、副交感神経がきちんと働いてくれるのです。つまり、ホルモンの分泌や免疫にも関わってくるということです。しかし、浅い呼吸ばかりですと、そのシステムは崩れてしまうのです。更にはストレスまで増やしてしまいます。“深呼吸”というのは、良く言われますが、とても大事なことだとわかりますね。“深呼吸”自体も、腹式呼吸になっているでしょうか。

腹式呼吸をしていると、声量も増してきます。強い圧力の声で長く歌えるようになるのです。吐く息にも速度が付き、通る声になることができるのです。歌い手としては大事なことですね。ちなみに、腹式呼吸はダイエットにも期待できます。横隔膜が上下に運動するので、血行が良くなったり、新陳代謝も上がります。なので、内臓脂肪も燃焼されると言う仕組みです。

声のみならず、心身ともに効果のある『腹式呼吸』を、皆さんもぜひ実践して素晴らしい合唱ライフを過ごしませんか?

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